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雑誌名

medicina

出版社

医学書院

巻・号

2009年 2月号 Vol.46 No.2 (2009年 2月発行)

特集

訴え・症状から考える神経所見のとり方

定価

2,640円(本体2,400円 税10%)

URL

https://www.igaku-shoin.co.jp/

著作権管理

JCOPY

目次

●今月の主題 訴え・症状から考える神経所見のとり方
■ルーティンの神経診察とは
意識清明な患者を診察するとき(河合 真)
意識障害のある患者での神経所見のとり方(野寺 裕之)
小児のルーティン神経診察とは-「子どもは小さな大人ではない」(二木 良夫)

■救急外来でよく遭遇する訴え
「急に片方の手足が動かなくなりました」-急性期運動麻痺の診察について(大谷 良)
「頭が痛いです」-頭痛診療のエッセンス(伊藤 泰広)
「めまいがします」-中枢性めまいと末梢性めまいの鑑別
(Sharon Hartman Polensek, MD, PhD/翻訳:河合 真)
「けいれんしました」-てんかん発作(今村 久司・松本 理器)
「腰が痛いです」-腰痛を訴える患者の診察法
(Julia Christine Caldwell, MD, PhD/Irfan Lalani, MD/翻訳:河合 真)

■すぐ神経内科にコンサルトしたくなる訴え
「見えません」「見えにくいです」-視力低下・複視(河合 真)
「顔がしびれます」-顔面麻痺(宇高 不可思・森 千晃)
「むせます」-神経内科領域での嚥下障害の評価法について(高橋 牧郎)
「ろれつが回りません」-構音障害(中溝 知樹)
「動きません」どこが? どんなふうに?-四肢麻痺・脱力(久堀 保)
「しびれるんです」-感覚障害の診察について(三枝 隆博)
「ふらつきます」-小脳性運動失調・深部感覚障害など(和泉 唯信)
「勝手に動きます」「動きにくいです」-hyperkinetic/hypokinetic movement
(松本 真一・梶 龍兒)

■認知症・レベル低下と決めつけたくなる訴え
「不隠で暴れています」-せん妄(織田 雅也)
「物忘れ」を訴える患者の診察法-記憶障害とそのほかの障害との鑑別
(Heike Schmolck, MD Dr.med./翻訳:河合 真)
様子がおかしい,話が通じない-失語症の診察(渡辺 俊之・秋口 一郎)
「わからない」「できない」-失認と失行(麻生 俊彦)
「性格が変わりました」-前頭葉の脱抑制など(安藤 功一・植村 健吾)

■すぐ精神科へコンサルトしたくなる訴え
「これはなんだかおかしいな」整合性がない訴え -解離・転換性障害(兼本 浩祐)
「眠れません」-不眠の鑑別(立花 直子)

■座談会
神経内科診察は難しい?(河合 真・岩田 充永・野口 善令・兼本 浩祐)

■今月の主題・理解のための23題―内科認定医・専門医試験対策
 解 答

●手を見て気づく内科疾患(2)
ミー線,重篤な病態からの経過日数(松村 正巳)
●聖路加Common Diseaseカンファレンス(22)
心療内科編 うつ病に対する心身医学的アプローチ(村田 智史・太田 大介・山田 宇以)
●目でみるトレーニング(山之内 良雄・鈴木 克典・窪田 哲也)
●市中感染症診療の思考プロセス IDATEN感染症セミナーより(11)
急性腹症のマネジメント(岩田 健太郎)
●研修おたく海を渡る(38)
不況の波(白井 敬祐)
●見て・聴いて・考える 道具いらずの神経診療(14)
主訴別の患者の診かた9 意識障害のある患者の診かた(後編)(岩崎 靖)