企画・構成／友池仁暢

■診る：治療効果を診る■
　グローバルに治療効果を診る―地域疫学研究からのアプローチ―
　　東條大輝，和泉 徹
　大規模臨床研究にみる治療のEBM　　山口清司
　局在病変を観察する―治療で何が変わったか―　　横山真也，水野杏一
　[Expertise] 治療のための形態診断から病態病理学的診断へ
　　賀陽聡一郎，上田真喜子
　[Expertise] 治療のための形態診断から病態生理学的診断へ　　 伊藤 浩

■識る：治療の本質を識る■
　狭心症のガイドラインを総括する　　佐久間一郎，北畠 顕
　危険因子の非薬物療法
　　a．運動　　岡林宏明，齋藤宗靖
　　b．食事・栄養・喫煙・飲酒・ストレス　　土橋和文，島本和明
　　c．リハビリテーション　　野原隆司
　スタチン系薬剤の意義 　　石橋敏幸，丸山幸夫
　冠疾患に対するインターベンションの適応　　後藤 剛，光藤和明
　狭心症のバイパス手術の適応と治療　　高橋俊樹，松宮護郎，大竹重彰，松田 暉

■治す：新しい治療法の抬頭■
　内科から
　　遺伝子治療の展望　　上野 光
　外科から
　　a．MIDCABからOPCAB，ロボット治療へ　　小野 稔，高本眞一
　　b．レーザーの応用　　西田 博，遠藤真弘，小柳 仁
　学際治療
　　a．代替臓器　　高谷節雄
　　b．幹細胞移植　　福田恵一，真鍋知宏

●心電図でどこまで読めるか　第2回
　失神発作で救急搬送された81歳女性　　小川 聡