雑誌名 |
生体の科学 |
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出版社 |
医学書院 |
巻・号 |
2008年 11月増大 Vol.59 No.5 (2008年 10月 15日発行) |
特集 |
増大特集 現代医学・生物学の仮設・学説2008 |
定価 |
4,950円(本体4,500円 税10%) |
URL |
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著作権管理 |
JCOPY |

●増大特集 現代医学・生物学の仮設・学説2008
■序にかえて
「生体の科学」編集委員
■1.細胞生物学
脂質ラフト(藤本 豊士・他)
細胞間接着装置タイトジャンクションと上皮透過性(岩本 典子・他)
細胞極性形成におけるネクチンとネクチン様分子の機能と作用機構(河野 智・他)
細胞外マトリックスにおけるヘパラン硫酸プロテオグリカンによるシグナル分子の制御
(岩本 亮)
膜リサイクリングシステム(田口 友彦)
オートファジーにおける膜動態(大隅 良典)
ミトコンドリアの融合と分裂の調節(三原 勝芳)
核-細胞質間タンパク質輸送と高次生命現象(安原 徳子・他)
p97ATPaseによる細胞内小器官ゴルジ体・小胞体の形成維持機構(金子 弥生・他)
SUMO修飾による核構造モジュレーションと細胞のがん化(宇和田 淳介・他)
染色体の形作りとコンデンシンの役割(小野 教夫)
生殖細胞と体細胞の分化とmiRNAの関与(井上 邦夫)
不溶性の細胞外マトリックスとの相互作用機構を解明する新しいNMR測定法(西田 紀貴・他)
Rabファミリーと細胞内小胞輸送(福田 光則)
細胞内輸送を担う分子モーターの運動機構(富重 道雄)
骨細胞のメカノセンサー機能(池田 恭治)
小胞体ストレスセンサー(木俣 行雄・他)
細胞内カルシウム制御(御子柴 克彦)
生体膜の曲率依存的な細胞内情報伝達機構(伊藤 俊樹・他)
中心体(大杉 美穂)
■2.分子生物・遺伝学・遺伝子工学
ncRNA(noncoding RNA) (瀬 哲郎)
miRNA(microRNA) (武藤 裕)
ヒト免疫不全ウイルス1型Vprによるスプライシング制御(間 陽子)
生物科学への構成的アプローチ―人工遺伝子回路の構築(木賀 大介)
哺乳類に特異的なレトロトランスポゾン由来の遺伝子群
―レトロトランスポゾンは進化に関わったか(金児-石野知子)
イントロン内在型機能性RNA遺伝子の進化(剣持 直哉)
相同組換えによるDNA修復の分子機構(筒井 康博・他)
多細胞生物における遺伝子の水平転移(二河 成男)
■3.発生・分化・老化・再生医学
間葉系幹細胞の起源(梅澤 明弘)
細胞集団としての概日時計(鵜飼 英樹・他)
テロメア長の制御機構(清宮 啓之)
哺乳類神経幹細胞の非対称分裂(塩井 剛・他)
ゲノムインプリンティングの成立機構(平澤 竜太郎・他)
臓器形成に関わるES細胞のタンパク因子(由利 俊祐・他)
Cancer stem cell(石川 健二・他)
哺乳類の個体発生とゲノムインプリンティング(石野 史敏)
ES細胞の多能性を規定する転写因子ネットワーク(丹羽 仁史)
■4.シグナル伝達系
インスリン受容体シグナリング(北村 忠弘)
スパイクタイミング依存シナプス可塑性のシステム生物学(黒田 真也・他)
ヒトの環境ストレスシグナル経路(有本 京子・他)
細胞骨格,細胞運動,細胞極性を制御するシグナル伝達機構(栗田 宗一・他)
■5.神経科学
侵害刺激受容体(富永 真琴)
色覚系における色情報表現(小松 英彦)
成長円錐ガイダンス(上口 裕之)
長期増強(真鍋 俊也)
長期抑圧(田端 俊英・他)
条件反射(久我 奈穂子・他)
大脳のカラムとその機能(谷藤 学)
小脳の心的機能(伊藤 正男)
オレキシンによる行動制御(桜井 武)
ミラーニューロン仮説をめぐって(酒田 英夫・他)
作業記憶と意識・無意識(苧阪 直行)
扁桃体のはたらき(小野 武年)
乳児の言語音声知覚と言語発達(馬塚 れい子)
視覚的物体カテゴリーの脳内表現(田中 啓治)
■6.免疫学
オートファジーを介した新しい抗原提示経路(水島 昇)
ユビキチン化によるMHC classIIの発現制御(松木 洋平)
分子進化から見る自然免疫(瀬谷 司)
Th17細胞とその機能(渋谷 和子)
Mycoplasma感染症と関節リウマチ(川人 豊・他)
TLR(Toll-like receptor)(柴田 琢磨・他)
■7.疾病
アルツハイマー病の分子病理学(西道 隆臣)
ヒトゲノムコピー数多型(油谷 浩幸)
「進化医学」とは:疾患の統合的理解をめざして(服巻 保幸)
自閉症と感受性候補遺伝子CADPS2(古市 貞一)
気分障害(躁うつ病,うつ病)(光安 博志・他)
てんかん:Naチャネル遺伝子変異と抑制系機能障害(山川 和弘)
養育行動とその異常(黒田 公美)