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雑誌名

日本臨牀

出版社

日本臨牀社

巻・号

2002年 3月増刊号 Vol.60 No.798 (2002年 3月 28日発行)

特集

骨粗鬆症 ― 最新の成因研究と治療動向

定価

15,620円(本体14,200円 税10%)

URL

http://www.nippon-rinsho.co.jp/

著作権管理

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目次

1 骨粗鬆症の概念と定義の変遷
2 骨粗鬆症治療学の進歩
II. 骨代謝の分子生物学
1 骨代謝基礎研究の進歩
2 骨のリモデリング
3 骨代謝関連サイトカインおよび生理活性物質の最新の知見
1) 骨形成に関する研究の進歩--BMPの作用と作用メカニズム--
2) 骨吸収系における研究の進歩
3) 骨代謝細胞におけるカルシウム感知受容体研究の進歩
4) 25-ヒドロキシビタミンD3-1α-水酸化酵素の発現調節について
5) 骨基質蛋白質の最新の知見--コラーゲン,BGP,BSPなど--
6) 骨代謝細胞培養系の確立と応用に関する最近の知見(総論)
III. 骨粗鬆症関連遺伝子とその異常・多型
1 骨芽細胞の分化誘導転写遺伝子Cbfa1/Runx2
2 骨粗鬆症の遺伝的素因解析
3 ビタミンD受容体遺伝子多型
4 エストロゲン受容体遺伝子多型
5 β3-Adrenergic receptor(β3-AR)遺伝子多型
IV. 骨粗鬆症の疫学
1 本邦および欧米における骨粗鬆症の疫学
2 本邦女性の骨密度に関する疫学
V. 骨粗鬆症の自然歴(総論)
VI. 骨粗鬆症の検査・診断
1 臨床症状およびX線像所見
1) (脊椎骨粗鬆症患者の)腰背痛と理学所見
2) 脊椎圧迫骨折のX線像
2 骨塩定量と臨床応用の進歩
1) 総  論
2) 各種骨量測定機器測定結果の互換性
3) Photodensitometry法(MD法とCXD法)
4) X線吸収法(DXA法)
5) 踵骨超音波法
6) pQCT法
7) マイクロCTによる骨梁計測
3 骨代謝マーカー
1) 総  論
2) 骨代謝マーカーによる生化学的診断
3) 骨形成マーカー
4) 骨吸収マーカー
5) 新しいマーカー
6) 骨粗鬆症診療における骨代謝マーカーの適正使用
4 原発性骨粗鬆症の診断基準と分類
VII. 骨粗鬆症の治療
1 総  論
2 我が国の骨粗鬆症の治療(薬物療法)に関するガイドライン
3 本邦ガイドラインと欧米ガイドラインとの対比
4 閉経後骨粗鬆症治療の進歩
5 男性骨粗鬆症の治療
6 小児の骨粗鬆症
7 薬物療法--分子作用機序,骨折予防効果,長期投与成績など--
1) 活性型ビタミンD
2) エストロゲン
3) ビタミンK2
4) ビスホスホネート
5) イプリフラボン
6) アンドロゲン
7) アレンドロネート
8 骨折に対する外科治療法
9 栄養療法
VIII. 続発性骨粗鬆症--臨床的事項--
1 ステロイド誘発骨粗鬆症
2 慢性関節リウマチにおける骨病変
3 不動性骨粗鬆症
4 性腺機能低下症と骨粗鬆症
5 腎疾患に伴う骨病変
6 原発性副甲状腺機能亢進症における骨病変
7 甲状腺疾患に伴う骨粗鬆症
8 糖尿病性骨粗鬆症
9 肝臓病に伴う骨病変
IX. 骨粗鬆症患者のQOLと合併症
1 骨粗鬆症患者のQOL評価
2 脊椎変形とADLの低下
3 亀背の内科的合併症
4 骨折に伴う寝たきり高齢者の合併症
X 新規開発中の薬剤
1 活性型ビタミンD(ED-71)
2 リセドロネート
3 インカドロネート
4 PTH注
5 チボロン
6 ラロキシフェン
XI. 骨粗鬆症発症予防と骨折予防
1 運動による発症予防
2 食事による発症予防
3 転倒骨折の予防
4 ヒッププロテクターによる骨折予防
XII. 啓発・集団検診
1 啓発活動
2 自治体における骨粗鬆症健診
3 骨粗鬆症ドックの現状と中期成績
XIII. 骨粗鬆症治療の費用対効果分析
XIV. 保健福祉
1 骨粗鬆症にかかわる高齢者保健福祉施策について
XV. 特   論
1 骨形成蛋白(BMP)の臨床応用
2 破骨細胞の分化と機能発現におけるRANKLの役割
3 破骨細胞形成抑制因子OCIF/OPG(骨代謝異常症の新しい治療薬としての可能性)
4 高脂血症治療薬スタチンの骨形成促進作用とその作用メカニズム
5 リン酸カルシウム骨ペースト注入による骨粗鬆症性脊椎骨折修復法