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書名

感覚統合研究・第6集

筆頭著者

日本感覚統合障害研究会・編

出版社名

協同医書出版社

ISBNコード

ISBN978-4-7639-2031-7

発行年

1989年10月

判型 / 頁数

B5判 / 176頁

分類

保健・体育/母性保健、小児保健、育児学

価格

定価(本体3,500円+税)

内容

本書は日本感覚統合障害研究会によって編集されたシリーズ(全10集)である.本研究会は,米国の作業療法士で感覚統合療法の生みの親であるA. J. Ayresを名誉顧問としてわが国の作業療法士,特殊教育関係者を中心として結成された会で,本シリーズは感覚統合の理論的基礎と具体的な治療的関わりの方法を広くわが国に普及する目的で編集されたものである.編集顧問にはわが国屈指の神経生理学者,特殊教育学者,医師を迎え,各集ごとにテーマを設定し,研究レビューとしても非常に高いレベルの論文を収録している.第6集のテーマは,「高次脳機能と感覚統合」で,視覚系,聴覚系の情報処理過程,そしてそれらと随意運動との関わりについて解説した論文を中心に収録した.

目次

感覚情報処理と感覚統合:視覚についての解剖学的観点から

  はじめに/視覚領野とは/神経解剖学的感覚種情報収束モデル/視覚情報の処理・統合過程における形態視と  空間視の解剖学的統御機構/視覚性記憶の解剖学的処理・統御モデル/おわりに



視覚情報処理

  視覚野と視覚前野/視覚野の情報処理/視覚野の神経回路/視覚前野の情報処理/眼球運動と視覚認知/視  覚チャンネルの精神物理学



視覚運動機構の臨床生理

  カエルの脳に映った視覚像/脳の視覚情報処理過程/視覚情報と視覚運動機能/ヒトの視覚運動機能/中枢   神経の可塑性/congenitalocukar motorapraxia /老化に伴う視覚運動プログラムと戦略/老年者とパーキンソン  病患者に見られる運動プログラム/可塑性が働くまでの時間



視覚情報処理と感覚の統合

  はじめに/ツノダテストについて/正常者の聴覚の大脳半球優位性の成績/正常者の99Hz以下の純音の優位   性/感覚の統合と脳のスイッチ機構/Penfieldの中心脳仮説と脳のスイッチ機構/脳波による正常日本人の優位  性の特徴/おわりに



随意運動の発現と運動企画

  はじめに/行動からみた随意運動の発現と企画/運動前野は運動領野の1つか?/運動前野は高次運動中枢   か?/運動前野は高レベル高次運動中枢か、それとも低レベル高次運動中枢か?/運動前野は感覚信号を手が  かりとした運動にのみ活動するか?/おわりに



失行症について

  はじめに/Liepmannの右手の失行/失行の定義/執行の分類/失行の検査/肢節運動失行/観念運動失行   /観念失行/左手の失行/失効の責任病巣/構成失行/着衣失行/発話失行/おわりに



感覚統合研究の歴史

  リーダーの必要性/財源の開発/学者と研究者集団をつくりあげる/感覚統合理論を作業科学の境界の内に維  持すること



感覚統合療法の効果  感覚統合療法の効果/感覚統合療法とは何か/感覚統合療法は有効か/感覚統合療法はなぜ、どのような効   果があるのか/治療の効果に影響を及ぼす要因/結果の測定/感覚統合療法の効果の研究モデル/感覚統合  療法の効果についての批判/批評に対する反論-感覚統合療法の有効性についての展望/まとめ