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書名

消化器癌のサーベイランス

筆頭著者

木村 健・他編(平塚胃腸病院附属予防生態研究所所長)

その他著者等

編集:藤盛孝博(獨協医科大学教授)、加藤洋(癌研究会附属病院部長)

出版社名

新興医学出版社

ISBNコード

ISBN978-4-88002-627-5

発行年

2003年10月

判型 / 頁数

B5判 / 346頁

分類

臨床医学系/消化器内科

価格

定価11,000円(本体10,000円 税10%)

内容

サーベイランスという言葉は、かなり多様な要素を含んでいる。我が国ではフォローアップが経過をみる、サーベイランスが計画的経過観察など、精査の意味が含まれていると理解されている。
本書では、対象になる疾患を如何に効率よくみつけだすかが、大きなテーマとして編集がなされ、内容的に一つ一つの項目が臨床に密着した力作であり、座右の書としてお勧めします。

目次

1.序説

2.総論
 1.生活習慣病としての食と消化器疾患
 2.消化器癌のスクリーニング、消化管癌と検診
 3.人間ドックと消化器.消化管癌のサーベイランス
 4.消化器癌とEMR
 5.膵癌の病理-今なにが問題か-

3.各論
食道
 1.Barrett 食道,Barrett 食道癌
 2.拡大内視鏡による食道表在癌の診断 内視鏡的治療の適応拡大と治療後のサーベイランス
 3.食道癌の進行度診断と治療選択
 4.除菌後GERDのfollw-up

 1.胃炎と発癌
 2.胃腸上皮化生と発癌
 3.Helicobacter pylori 菌除菌と発癌
 4.Helicobacter pylori 感染除菌治療のあり方
 5.食道胃接合部癌(胃噴門部癌を含む)の診断と治療
 6.胃癌の内視鏡的治療の適応拡大
 7.早期胃癌EMR後のサーベイランス
 8.MALTomaの診断と治療;最近の考え方─
 9. GISTの診断と治療
大腸
 1.大腸癌内視鏡的サーベイランス(Japan Polyp Study による検討)
 2.大腸癌のスクリーニング(健常人,high risk群)
 3.大腸腫瘍内視鏡治療後のサーベイランス(clean colon の考え方)
 4.大腸腫瘍内視鏡治療後のサーベイランス
 5.UCの癌化とサーベイランス
 6.クローン病の長期経過
 7.大腸癌の遺伝子スクリーニング法の検査
肝・胆・膵
 1.慢性膵炎と発癌(follow up)
 2.肝臓癌の遺伝子診断と肝炎からの肝癌のサーベイランス
 3.胆道癌の臨床診断
 4.膵癌の臨床診断
 5.胆道・膵臓癌の遺伝子診断
 6.膵癌の悪性度と予後について
 7.肝癌の外科治療とその後
 8.胆膵癌の外科治療とその後

4.トピックス
 1.消化器癌に対する分子標的治療
 2.消化器癌サーベイランスとSNP
 3.消化器癌の遺伝子治療
 4.消化器癌に対するワクチン治療
 5.炎症性腸疾患の最近の話題
 6.ACFをどう考えるか